傘のレンタルが、LOOPと同じくらい普及してくれたら良いのにと思った。
今日は岩井俊二監督のキリエのうたを観てきた。
映画館を出たら雨。行く時はバスを使ったので帰りは歩こうと思っていた。普段、運動が少なすぎるからせめて歩ける時は歩きたい。
コンビニやドンキ、100均で傘を探したけれど、どこも500円以上する。こんな高かったっけと思いながら、帰りながら探せばいいやと思って歩く。
バス代230円。傘代600円。
それならバスに乗る方が賢い。
でもわたしは歩きたかった。午前中ずっと寝ていたから。
まあ雨なんてすぐ止むでしょ、多少は慣れたって平気だしと思って歩く。大体5キロぐらいの距離。
歩いているうちに気がつく。
雨が全然止まない、それに結構きつい雨。
あー、これあかんやつ、と思う。
ずぶ濡れになっている。
途中でバスに乗れるような姿ではない。
今更コンビニで傘を買うのは癪だし、コンビニに入るのもきついような姿。人とすれ違うのも恥ずかしい。
天気予報を見なかったことや傘を買わなかったこと、バスに乗らなかったことを後悔。水たまりを踏んだから靴も終わり。
無事に帰宅して、雨の音を聴いて音のデカさに驚いた。よく歩いたよ。歩きたい欲を満たせたのは良かった。
帰り道、相合傘をしている人たちとすれ違う回数が多かった。
傘のレンタルが普及したらこういうのがなくなるから普及しないのかもしれないなと思った。