夢日記と日記。夢では学校にいることが多い、現実では京都に居ます。1997年生まれ。

2023/04/15 友人の結婚

たまごっちの音で目覚める。

結婚式の準備をする。身だしなみOK。

ご祝儀、失敗したので封筒買わなきゃいけない。二次会のお金、おろさなきゃいけない。

 

ちょうど良い時間に着くつもりで来たがJRの切符に並びすぎて電車を逃す。遅刻フラグ。

京都JRの切符売り場、増やすべきである。

いや、余裕を持ちまくって身支度しろ。

急遽、新幹線利用。間に合う時間。これもまた切符に並んで苛々する。コンビニを見たがご祝儀の封筒は無し。新幹線の自由席は満席。

自由席を考えずに乗って10号車から1号車まで歩く。おろしたてのパンプスにも慣れてきました。1と2の切れ目で到着を待つ。

空いてる席があったので座る。パソコンしてる気難しい感じのおじさんが隣。

大阪あたりでおじさんの知り合いの女性が入ってくる。若い女性だったこともあってスマートに席を譲れなかった。もやもやした。

女性は前の方に歩き席を探し始める。おじさんがその女性と連絡をとりはじめる。わたしはその時点で後一駅ぐらいだった。女性は前の方で座れたように見えた。しかし申し訳なさに負け、いや勝ち、「わたしあと一駅なんですけど、代わりましょうか」と言う。

おじさんは「大丈夫ですよ。足が悪くてね。お気遣いありがとうございます。前の方で座れたみたいです。」と言ってくれて救われた。

足が悪いとかって見た目だけじゃわからないからそういう気の利かなさと頭の回転の遅さに悲しくなった。お気遣いありがとうございますという言葉に心が軽くなったので話しかけて良かったと思う。

 

電車を降りて急いで会場に向かう。コンビニに寄る。

間に合うがバタバタしていて○○ちゃんってこんなガサガサした子やっけ?と言われて確かに!と思った。ほんとにガサガサしてる。最近観たpicnicのCHARAに影響を受けてる気がする。あと単純に仕事が忙しいので丁寧にするってことができなくなっている気がする。

急いでご祝儀袋やメッセージを仕上げる。バッグの入れ替えも家で準備しとくもんなんですね、ロビーで入れ替える。不慣れなので手際が悪すぎる。ぎりきり。こうして大人になっていく。

 

結婚式、映画を観てるみたいで最高に良かった。何回も見たい。参列したい。自分が前に立つところは想像できないけど友だちの友だち達や友だちの旦那さんとかを見て嬉しい気持ちになれるから。優しい気持ちになれる。二次会で話した大泣きしていた新郎側の友人が「コイツはこんなに色んな人に愛されてきたんやなって思うと涙が止まらなかった。」と言っていた。そんな言葉を聞いたので次また誰かの式に参加するときはうるっときたどころじゃない。

「友だちが雨良いよな、わたしは雨好きやで」って言っていて、雨ざんねんやなって思ってた気持ちが晴れた。そういうことを押し付けがましくなくさらっと呟けるとこが好き。

 

結婚式終了。懐かしい面々に会う。あれやこれと忘れていたことを思い出す。なんでこの子と知り合ったか、とか、この子と何をしたかとか。当たり前だけど人によって覚えていることが違う。日記つけなきゃいけなかったなと思う。

披露宴もあっという間に過ぎてしまう。

食事に夢中になりつつも新郎新婦の人生のダイジェストみたいなものを知り、もう10年ぐらいの付き合いなのに知らないことって沢山あるんだなと実感する。

テーブルマナーとか立ち振る舞いとかも友だちばかりのテーブルだったので気にならなかった。ネットの結婚式のマナーとかってかっちり書かれすぎな気がした。靴のヒールは5〜8やっけ?そんな高い人居なかった。

 

引き出物や同人誌、お花をいただけた。

同人誌は新婦さん作。庵野夫妻リスペクトで描いたとのこと。結婚観について描いてあって翌日家で読んでこんなこと考えてたんやなって思って泣いた。

 

二次会に移動する。

同世代の人ばかりの飲み会。わたしは大人数の飲み会に滅多に参加しないので変な感じだった。新郎側新婦側と真ん中の仕切りで区切られていていつもの友だちたちとずっと一緒にいた。声が通らないのでうまく話せなくて聞き役になってしまい申し訳なかった。

 

事なく進んでいくように思われたが事件が起こる。ドリンクが届く。店員のお姉さんがテーブルに置こうとして新婦の友だちに赤ワインがかかる。頭からじゃなかったから良かったもののドレスがびちゃびちゃ。みんながバッグからティッシュを出して拭く。店員さんはペーパータオル持ってきてすみませんって言うだけ言って去って行った。代わりのもの持ってきますって言って新しい飲み物を持ってきた。

当人は冷静でいたけれどわたしの友だちがキレる。わたしもさすがに拭くのまで客やらせるのはちょっと違うと思ってもやもやした。こっちが勝手に溢したならまだしも。

わたし自身、鈍臭いタイプなのでやらかしてしまうことが多い。どんなに注意していてもミスることは知っている。ミスったら挽回するよう努力はするし謝るし上司に報告する。そういうのを一切しなかったのでポカーンって気持ちだった。悪気がないのはわかってる。逃げちゃダメだ。結局ドレスのクリーニング代は請求できるらしい。ワインをかぶった子は別の子が買ってきた服を着た。失敗は仕方ないからそのあとどうするか。まだあのバイトの子も若かったので学びになったと思う。わたし自身も学んだ。

 

二次会終了。まだ話し足りない!みたいな感じで三次会。新婦側新郎側に分かれて行う。鳥貴族に行った。地元が近いってこともあり共通の友だちみたいな話題が上がる。声が通らないのに真ん中らへんにいて申し訳なかった。

わたしだけ京都に住んでいて終電が早かったので先に帰らせてもらう。三宮ってこんな都会の街やったっけ?って不安な気分になる。わたしがよく通っていた頃よりもかなり変わっている。京都は京都で他所者扱いされるし兵庫にいても他所者の気分になるしいつまで経っても地に足がつかない。

 

無事電車に乗る。車内で日本人の悪いところを見て泣きそうになる。1人の男性がお酒をこぼしお酒が床に広がる。男性は慌ててリュックを開けて拭くものを探すが無いらしい。使い捨てのマスクで拭き始めた。マスクなんて水を吸わない。水たまりを伸ばして終わる。誰ひとりとして何も声をかけない。わたしも二次会でティッシュを使い果たしていたので何もできない。つらい。友だちにもらったハンカチしか持っていなかった。前の若者がひそひそ囁き合う。何人も気付いている人がいるのに何もしない。わたしも側から見たら何もしない人。Twitterでこういう場面になったらみんなが助けてあげてて感動したみたいな文を見たことがあった。そういう国だと思っていたから悲しかった。ティッシュやタオルはたくさん持ってて損はない。つらい。男性は気まずそうに2駅ぐらい乗ったままでいた。酒の水たまりを残して大阪で降りて行った。

外を見たらピチョンくんと目が合い笑いかけられる。神様みたいだと思った。

 

家に帰りもらった花束をドライフラワーにする。プラズマクラスター、優秀です。

 

いろいろ学びの多い日だった。

結婚式ってすごく良いものだと思った。

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